【ドイツに住みたい・留学したいなら知っておきたい!】ドイツに来て最初のTODOリスト
こんにちは、まっちゃんです!
ドイツに来て一週間がたちました。
違う国に住むんだから当たり前ですけど、この一週間本当にやることがたっくさんありました。
もうヘロヘロです。
鍋や食器、SIMなどお買い物ももちろんそうですが、やっぱりいろんな手続きをしなきゃいけなかったことが一番大変でした。
ということで今回はドイツに到着して最初に行った手続きについて紹介します!
また、私は留学生として学生寮を利用しているので、住居に関する手続きは学校を通して行っています。なので住まいに関すること(例えばWGの探し方・借り方など)は全く分かりません。ほんとごめんなさい。
自分で住居を探す場合は、以下のTODOの他に、住居に関する手続きが加わることも頭に入れておいた方がいいと思います。
健康保険の加入
お部屋を借りて鍵の受け取りや住まいに関する諸契約の確認が終わったら次に行うのが健康保険の加入です。
「え、私日本で海外保険に入ってるから大丈夫」って思っている方
ちょっと待ってください。
ドイツでの滞在期間はどのくらいですか?
6ヶ月未満の場合はなんの問題もありません。特別な加入は必要ないので次の項目に移りましょう。
6ヵ月以上滞在する場合、ドイツの保険に加入しなきゃいけないんです!!
まずは自分の保険内容を確認しましょう。
ドイツでビザを取得する際、6ヵ月以上滞在するためには「健康」保険が必要です。しかもこれは一定の条件をクリアする必要があります。
日本で加入できる多くの保険は「海外旅行」保険です。実際私が日本で加入した保険は東京海上日動の海外旅行保険で、交換留学などで多くの学校が指定する保険もこれになります。
実はこの「海外旅行」保険はビザ申請の際に認められないんです。残念。
つまり、日本で保険に加入したか否かに関わらず多くの日本人がドイツの保険に加入する必要があるんです。
では、保険加入の手順を見ていきましょう。
1.既に加入している保険内容の確認
まずは、自分が既に加入している保険内容を確認してもらいましょう。
AOKなどのドイツ法廷健康保険にいって保険証(海外保険の場合多くは英語で記載のものがもらえるはず)を見せるだけで確認ができます。
本当に日本の保険でカバーできないか気になる人はここで確認してみてください。
2.保険会社の選択と申請
ドイツには本当にたくさん保険があります。詳しくは以下の記事を見てみてください。
とはいっても実際、外国人が取得する保険は大きく分けて次の二つです。
- Care Consept
- AOK
一つずつ簡単に説明します。
Care Conceptは、月額約30€と保険の中ではかなりリーズナブルで留学生にも(特に短期の方に)人気です。
ですが、最初の手続きが煩雑で面倒なのと、病院を受診する際一度全額負担しその後保険会社に請求する必要があります。
手続きや利用にはやや面倒ですが、まあ病院なんてかかんないし保険なんてビザ取得の為だけに一応加入するだけって人にはいいかもしれませんね。
AOKはドイツの代表的な保険の一つで、かなりしっかりとした保険内容になっています。また、外国人へのサポートも手厚く、特に留学生の場合、パスポートと学生証(あれば)さえ持っていけば、ほとんど向こうの方がなんでもしてくれます。
病院も利用する際も、AOKのカードを提示するだけで無料で受診することが出来ます。私のようなめんどくさがりにもってこいの保険です。
ただ、問題なのは保険料です。月額90~100€必要になります。
先程のCare Conceptと比べるとかなりの額です。
どちらも一長一短あると思うので自分の状況やニーズに合わせてどちらにするのか検討してみてください。
因みに自分はAOKに加入しました。
AOKだと他のいろいろな手続き(寮や学生登録など)における保険の加入状況確認も簡単になるんです。(自分はほとんどAOKのスタッフの人にやってもらっちゃいました)
3.銀行口座の登録
保険料は基本的に銀行からの引き落としになります。
銀行口座を開設したら忘れずに保険会社に口座情報を提出しましょう。
住民登録
住民登録は各市町村に行うことになります。私はハイデルベルクに住んでいるのでハイデルベルクに住民登録しました。
これは役所で指定の用紙を記入し、パスポートを提示すれば終わりです。本当に簡単です。忘れずに行いましょう。
入学手続き(留学の場合)
留学じゃなくてだよ!って人には必要ありません。読み飛ばしてください。
入学手続きは基本的に「入学生はみんな一緒にするよ~」という場合が多いので心配ないと思いますが、一応触れておきます。
一度言いましたが私はハイデルベルク大学に通っているので今回の入学手続きは、ハイデルベルク大学のケースについてになります。大学ごとでシステムが違うと思うので参考までに。
入学手続きの流れは次の通りでした。
- 入学許可証(e-mailまたは郵便で届くはず。)の提示
- 必要書類に記入し提出
- 健康保険加入の証明書提示
- 学生証の発行OR受け渡し
まあ他の入学生についていって同じようにしておけば何とかなるので問題ないでしょう。大学の事務ですから英語も確実に通じます。
銀行口座の開設
ドイツでは自分の銀行口座がすごく大切なんだそうです。
保険や携帯の契約など、銀行口座がないとできないことがたくさんあるので必然的に銀行を開設する必要があります。
銀行開設には意外と時間がかかるのでなるべく早めに取り掛かることをお勧めします。
銀行ももちろんたくさんありますが、外国人でも簡単に作れるところとしてお勧めなのがSparkasseです。銀行口座は随時必要になりますが、定職もしてなくてビザも持ってない状況ではなかなか開設が難しいです。
Sparkasseだと、そういう場合でも銀行を開設することが出来るので多くの日本人が使っているそうです。私もここで開設しました。
以下に銀行口座の開設の流れを書いておきます。
- 開設手続きの予約:HP/電話/メール/店舗のいずれかで予約をします。
- 手続き当日(持ってくるもの:パスポート・住民票)
- カードが届くのを待つ:キャッシュカード(申し込めばクレジットカードも)は普通郵便で後日お家に届きます。
ビザの取得
ビザの取得は最初のTODOとしては実はカッコ書き程度のことです。TODOとして手続きをしなきゃいけないことは頭に入れておく必要はありますが、最初の一週間で急いですることでもありません。
というのも日本人の場合、ビザ取得は三か月以内にすればOKなんです。
加えて保険や入学手続き、銀行開設などの諸手続きを済ませていないと申請出来ません。
ということで、まずは先に述べたTODOを終わらせてしまうことを優先しましょう。ここでは一応ビザ申請に必要なものだけあげておきます
- 滞在許可申請書
- 住民登録証明書(→「住民登録」を見てください)
- パスポート
- 写真
- 滞在期間中現地で有効な医療保険(→「健康保険加入」を見てください)
- 滞在目的を証明する書類
- 滞在中の生活費を証明できる書類
- ビザ発給手数料(約60~100€)
1.滞在許可申請書は外国人局またはHPから入手できます。
4.ビザ用写真が必要です。日本で印刷してくることを強くお勧めします。
(自分はドイツで写真を印刷する方法をいまだに知りません^^;)
6.滞在目的を証明する書類:留学なら入学許可書/語学学校なら登録証明書
7.生活費は、奨学金の証明書か閉鎖講座の残高証明になります。閉鎖講座は滞在予定の全期間につき月額853€以上を入金する必要があります。
また奨学金の証明書は、英字の証明書が必要です。発行には時間がかかる場合もあるので日本で忘れずに申請しておきましょう。
以上、ドイツに来て最初にやることリストをあげておきました。
自分の場合、現地にドイツ人の知り合いがいたため手続きはほとんど一緒にしてもらいました笑
1人で手続きをするとなると緊張もするだろうしすごく大変だと思います(;'∀')
(もうめちゃくちゃ強面の人とかどうみてもアジア人嫌いな人とかいるしね(´;ω;`)ウッ…)
でも、大抵のスタッフの方は外国人にも慣れているので粗方やってもらえるし、大方英語も通じます!
なのでやることを忘れずとりあえず書類さえ準備して持っていけば何とかなるので頑張りましょう。
まとめ
TODOを頭に入れて準備物を忘れずに手続きに向かいさえすればどうにかはなる。